雨の日はパソコン弄り


静電気が起きにくいから。静電気体質なので、出来れば雨の日に弄るようにしています。勿論鉄に触って電気を逃がし、手を洗ってから。化繊の服を着ないところまではやりませんが。

親が使っていた古いデスクトップパソコンを処分するに当たり、HDDだけ今のパソコンに使いまわそうと解体処理。たった6Gなんですが、生来の貧乏性なので、使えるものは使いまわしたい所存。でもただでさえ電源の容量がきついと言われているSOTECのPC STATION M350にHDD増設して大丈夫なのかなーとちょっと不安になりましたが、駄目だったらまあその時は捨てりゃいいや! と気軽に始める。

M350を開いて、IDEフラットケーブルのスレーブコネクタに接続して……接続……あれ?
ケーブルにスレーブ用のコネクタが無い……?
しかも電源コネクタも余りが無い。つまりハードの増設は最初から全く視野に入っていない設計、さすがですねS○TEC! ド○パラに駆け込んでIDEフラットケーブルと電源分岐ケーブル購入。店員さんに『本当にスレーブ用のコネクタが無いんですか? 本当に?』と何度も訊かれました。そりゃそうだ。
さて、無事ケーブルも揃えて再開。増設するHDDはもとのパソコンではマスターとして使っていたので、スレーブにするためにジャンパピンをスレーブに……スレーブに……あれ??
ジャンパピンの設定にスレーブが無い……?
古いQUANTAMのHDDなのですが、ジャンパピンの設定には『MASTER』『CABLESELECT』『PARK』の三つしかない。調べたところ、とりあえず『CABLESELECT』にすれば勝手に判別してくれるらしいのですが、『PARK』がなんなのか未だに謎です。
さて、マスターとスレーブでHDD二台を繋げて、やっとマザーボードに接続……接続……あれ???
ピンとコネクタの穴があわない……?
MBのピンがコネクタの穴より一つ多い! 調べたところそのピンは20番ピン。古い40PINのケーブルだと20番ピンの穴があいているらしいですが、買ってきたケーブルは80PINのケーブルで、20番ピンの部分が塞がっている。この場合対処法は
1、MBの20番ピンを折ってしまう 2、コネクタに20番ピンの穴をあける 3、ケーブルを買いなおす(最終手段)
MB側を弄るのは他のピンが傍にあって危険なので、2番選択。「イワンの馬鹿!」と呟きながらコネクタに画鋲でぐりぐりと穴を開け、なんとか接続。

……ここまで手間かけて上手く行かなかったら泣けてくるな、と思いつつ通電。無事に認識されたのでほっとしました。ベイはDVDとCDで埋まっていて増設HDDを固定する場所が無いので、家にあった100均の小さなブックスタンドでケース底面に両面テープでべたべた固定。震度4くらいの地震が来なければ多分大丈夫。多分。むしろ熱で壊れる方がありえそうです。かかった費用、ケーブル代で600円弱。この後OSをクリアインストールしなおそうと思ったら、解体した旧パソコンのCDROMの中にリカバリCDを入れっぱなしであったことに気付いたりとまた色々ありましたが、ともかくこの旧世代パソコンももうちょっと使えそうです。


そんなこんなで今まで使っていたパソコンにHDDを増設したり、パソコンの師匠からもらったデスクトップパソコンの中身をごっそり新しいケースに入れ替えたりしてGWの最初の二日間は終わりました。次は買ったまま放置しておいたPDAを弄る予定。そんなんばっかり。