中古ノート物色中。


メインノートのメモリを512M二本差しにして(1G一枚より512M二枚の方が処理速度が速いというのは本当だろうか?)、256のメモリが二枚余っているのでメモリ増設前提で中古ノートを探している。しかし最新が六万円台で買えるとなると中古なら二万五千円以下に抑えたいと思ってしまう。中古ノートパソコンは確かに市場に溢れている。が、安いものの大半は一世代前のもので、メモリ最大容量が192Mならばメモリ増設出来ないので買う意味がない。その上規格が200PINでないと合わない。値段もスペックもいいかなと思うと144PINだったりする。そんな訳で探しているがなかなかこれはというものに巡り会えない。気長に探す気でいる。


新品ノートパソコンが六万円台で買える時勢。そこまで値段が安くならない上にスペックの劣る中古をわざわざ探すのは、無駄な努力かという気もする。新品を買えば一年間の無料サポートもついてくる。しかし、今新品を買えばもれなくOSは大容量のVISTAだろう。買って即HDDをフォーマットして2000をクリアインストールしてしまえば一発でサポート対象外になるから自分には意味がない。


CPUのクロック数はどうだろうか。もはやノートでもGが標準だが、800Mと2Gでそこまで体感速度が違うとも思えない。聞いたところによると、あまりにも高速のCPUは処理が追いつかないため、内部でクロックダウンしてるとかしてないとかゴモゴモ。
ハードディスクは中古ではいつ壊れてもおかしくない危険を伴うが、新品だって壊れる時は半年で壊れる。安く上がる分、予備のハードディスクを買っておけば新品よりもかえって安心かもしれない。容量は10Gもあれば大概は事足りる。
自分は動画処理や3Dゲームをやらないので、ビデオカードも一世代前で問題ない。実際、自室のネット用デスクトップのビデオカードは今や骨董品と化したVOODOO(しかもモニタはCRT。中古ですらもう売っていない…)だが、何の支障もない。どうしても気になるのはそう、メモリの容量と規格とLCDの状態のみだ。


企業のリースアップ中古が市場に出回るのは五年後らしい。ならば今年に出るのは2002年製品で、スペックもそれなりのものが出るはずだ。何処かに掘り出し物がないものか、頑張って探そう。


ところで、ノートパソコンを長持ちさせるコツはとにかく熱暴走を防ぐことらしい。動画など重い処理が増えパソコンの負荷は増えているのに、サイズは薄く小さくなって、とかく熱がこもりやすい構造になってきている。空冷ファンの掃除はこまめにすること。自分は掃除をしたり、市販のノート用冷却シートを敷いたり、ミニ扇風機で風をあてたり、出来るだけノートパソコンを冷やすようにしている。その成果なのかどうか、今のところノートでトラブルはない。…今のところは、まだ。


エアコンの取説にはフィルタの掃除をしろと書いてあるのに、何故パソコンの取説にはCPUファンを掃除しろとは書いてないのだろうかと考えながら、まとまりなく終わる。